yoshidaコラム

整体の効果はある?マッサージより大切なこと

肩が凝った、腰が張っている、脚がむくんでだるいといった、

身体の“不調”で整体やマッサージを利用したことがある人は、ほとんどではないでしょうか。

また、セルフケアでマッサージボールやフォームローラー、ご自身の手でマッサージやストレッチを行っている人も非常に多いです。

果たして効果はあるのでしょうか?

20歳頃から筋力が落ち始める

マッサージやケアの良し悪しの前に、まず押さえておきたいポイントがあります。

それは、誰もが年齢とともに筋肉量が減るということです。

ですが、ある方法でそのスピードを減少することができます。

何かというと運動です

 

筋肉量のピークは20代です。健康な人もアスリートも歳を重ねると全身の多くの筋肉量が減少します。

上記は脚の筋肉量の減少グラフです。脚の筋肉は起き上がりや移動に関係する筋肉で、生活の質に大きく関わる筋肉です。特に高齢期では筋肉量の減少の割合が加速します。

20歳ころの筋肉量を基準に考えると、70歳くらいでは男女ともに30%の低下がみられることから、10年間でおよそ6%づつ低下していることになります。

太ももの前側の筋肉は動かないと2日で1%減少します。これは加齢で減少する量の1年分に相当します。

整体、マッサージは0にするだけ

体に何も不調がない状態を0(ゼロ)とした場合に、不調がある状態はー(マイナス)です。

ーになった身体をマッサージなどで0にする、果たしてこれを続けて意味はあるのでしょうか?

ゼロにするよりも体力レベルを上げることが本質的に効率的です。

ベースの体力レベルが上がれば、不調と感じるポイントが下がります。(感じづらくなる)

そして整体に行く回数が減らせます!それは誰でも可能ですよ。と言いたいのです。

その時の張りやコリなどをほぐし、一時的にでも楽になることがストレスの開放につながり、身体だけではなくメンタルもいい状態になります。※念を押しますがマッサージなどの否定はしていません。

運動は不調と感じるレベルを下げる

 

では何をするのかというと“運動”なんですが、「はいはい、そんなことは分かってるわ」という皆さんの大合唱が聞こえてくるのですが、ちょっと待って!

運動って本当にいいものなんですよ。身体だけでなく心にも働きます。

続けることで体力レベルを保てて、不調のレベルを低くできます。

そのことを理解するためにまずは、「運動をやらないリスク」から見ていきましょう!

基礎体力と将来の介護リスク

このような研究結果があります。

65歳以上の4,341人を2年間追跡調査
「歩くスピードが遅い」「握力が弱い」「疲れがある」「エクササイズも運動もしていない」「体重減少がある」人のほうが要介護状態になるリスクが高くなる。
特に、「歩くスピードが遅いこと」と「握力が弱いこと」が将来の要支援・要介護状態になるリスクを有意に増加させていた。

ざっくりいうと、体力レベルが低い人は、高い人より2年後の要介護リスクが上がるってことです。

体力低下

若いころに運動をしていても、カラダに気を使った運動や生活をしていなければ「疲れがとれない」や「少し走っただけで息が上がる」など体力低下を感じる方が多くなります。

これはホルモン量の低下などがあげられますが、学生の頃のように運動をしなくなったり、活動が低下した積み重ねが多くの原因です。

運動から得られる多大な恩恵

“健康の維持増進には運動” 2400年前からの教え

≪医学の父≫と呼ばれるヒポクラテス 2400年前からの教え
「運動すれば生体内の余分なものが燃焼される」
「食事がどんなに上質で適量でも、運動には代えられない」
「歩く事は人間にとって最良の薬である」
と述べています。

正に「Exercise is Medicine!(運動は薬)」です。今も昔も変わらないのです。

運動は肩こりや腰の張りなどを軽減するベースを上げることができるほかに、こんないいことがあります。

運動で得られる効果
✓ 体力向上、筋力がつく
✓ 疲れづらくなる
✓ 筋肉がつくと痩せやすく太りづらくなる
✓ 体調に敏感になる
✓ 洋服が映える
などなど

ジムがいいのか?

運動をする場所はどこがいいのか?数年前まで選択肢は大きく二つでした。

①ジムなどトレーニング施設に通うか
②生活の中で運動量を増やすか

ここ数年でもう一つ増え

③オンラインフィットネス

という選択肢が増えました。

現代はスマートフォンやパソコンでフィットネスをする環境が大変よくなりました。

現代のマストはオンラインフィットネス

オンラインフィットネスがおすすめです。

環境が整ったことにより、オンラインフィットネスがマストの選択になっています。どこかに行く必要はなく、いつでもできますので現代の生活サイクルにはピッタリです。

また日本全国のみならず、世界中のどこからもアクセス可能です。

事実salonYには、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど各国からご参加いただいています。

salonYのセルフケア

私が主催のsalonYではご自身で身体のケアをします。

基本的にはエクササイズで身体を動かしながら反り腰や、巻き肩、ストレートネックを改善していきます。

このエクササイズを行うことがポイントで、身体を動かすコツや感覚を養い、普段肩がこらない姿勢を作ったり、腰が張らない身体の使い方を覚えていきます。

マイナスをゼロにするマッサージなどでは得られない効果です。

週一回LIVEレッスン

LIVEでは月毎にテーマを決めて行います。

クビレ、お腹痩せ、下半身痩せなどです。実はボディメイクに重要な姿勢や骨格を整えるエクササイズを取り入れています。

何故ならそれらの土台が整わないと見た目がよくならないからです。

また、見た目と身体の不調は密接に関わりがあり、姿勢を良くしていく中で腰の張りや、巻き肩などの改善を見込めます。

身体の不調を改善して、見た目が良くなるsalonYで多くの仲間と一緒に身体を動かしましょう!

 

参考
要介護認定と身体機能の関係
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_E4P3186/_article/-char/ja/

Impact of physical frailty on disability in community-dwelling older adults
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26338685/

PAGE TOP
ログイン